Nordseter -1

朝の9時でこの暗さとガスに包まれて真っ白
朝の9時でこの暗さとガスに包まれて真っ白

リレハンメルから1日2本しか走っていないバスにゆられること30分、Nordseterの集落に到着しました。完全にオフシーズン、人の気配が全くしません。スキーシーズンは11月終わりから始まるとのこと、それまではとっても静かなようです。

 

そもそもリレハンメルにきたのはTRIMTEXの担当Jonasが、3-4日トレッキングするなら、僕ならリレハンメルに行くな、ガルドモーエン空港からもアクセスいいしさ、とお勧めしてくれたから。空港から列車で2時間、Nordseterからちょっと登った標高1000mの山々はすでに森林限界です。オスロ郊外はただの森だよ、面白くないというJonasはさすがノルウェー人ねえ、素直に聞くことにしました。またこれは本当に偶然なのですが、リレハンメルのトレッキングついて調べていたら師匠の村越さんの記事に行きあたりました。もうあれこれ20年前、リレハンメルからNordeser、そのまま西に抜けているのです。これで安心感倍増、ここにすることに決めました。

 

実はオスロ到着早々、熱が出て風邪の症状に。わたしの本番はUKのTHE OMM、ここで体調を崩すわけには行かないと、強行スケジュールにできる限りしないよう、この3日を過ごしています。

 

本当は今日、近くのNevelfjellet(標高1089m)まで往復10㎞、uP250mなので行こうとしてましたが、この写真のように朝の9時でガスの中に入り、真っ白。着雪もあり。そう外気温は0度です。ここからの眺めは360度、Rondaneやヨーテンハイメンも望める絶好のピークだそうで、でも無理していっても真っ白じゃあねえと、とあっさりやめることにしました。

 

えでもさすがに体がムズムズしているので、周囲の森を30分ほど散策&ランしてみました。まだ体が順応していいない中で気温0度はさすがに堪えます。ささっとと使えそうな写真を撮りながら戻ってきました。さすがノルウェーだなと思ったのはアパートメントの裏の小さな小屋がクロスカントリースキーのワクシング用だったこと。興奮してしまいました。

さて、明日もお天気は雨。。せっかくの山籠もりも仕事に集中して終わりそうです。いやこれが理想だったという話も。
ここにはまた来よう。今度はやっぱり夏がいいかなあ。

お手軽に山を楽しめるいいエリアですよ。みなさんもノルウェーに来たらぜひどうぞ。