Nordseter-2

朝8時でこの暗さ。今日は遠くの山々までよく見える
朝8時でこの暗さ。今日は遠くの山々までよく見える

Nordseterでの生活もあっという間に過ぎ、朝8:10のバスに乗ってLillehammerまで降りなければならない。アパートメントの掃除をし、カギをメインハウスに返却しようとするも、まだオープンしていないので、ボックスの中へ。

そもそもキーを受け取るときも日曜でスタッフはおらず、セルフチェックインと呼ばれる下記の写真のやり方だった。入口のドア横のボックスに名前がかかれた封筒が置かれており、その中に鍵が入っているというもの。なんともこのおおらかさがノルウェーらしい。これ、お金払ってないままでいいのかな、、などと心配してしまう。名前がなかったらどうしようと一瞬ドキドキしたがやっぱりあった。他にも宿泊客がいたのがちょっとびっくりだった。

 

 

さてこちらに来て8時にやっと夜が明け、日が落ちるのは19時ごろというのがわかってきた。さすが高緯度と思ったがそれだけではなかったことに気付いた。そう、サマータイム!10月末の日曜に日本との時差7時間から8時間に変わる。その直前なのだ。

なるほど、もしこの8時の暗さが7時だとするなら、ちょうど日本の12月と同じぐらいの夜明けではないか、、と納得。この時期は限界なんじゃないかと思うがもっと早く切り替えないのかな。
ちなみにイギリスも同じく10月末の日曜に切り替え。おりしもTHE OMMのレース中だ。みんな当たり前なのかまるで騒いでないが、日本人にはなじみのない習慣なので気を付けなければいけない。

 

降りるバスは始発で他にいないだろうと思ったら初老の男性がいた。バックパックととサロモンのシューズからしてこれは山歩きに違いない。発車すると途中から次々ちびっこが乗車してきた。そう、1日2,3本しかないバス、平日はスクールバスに大変身しているのだった。山奥からリレハンメルの街までに通い、バス停までとーちゃんやかーちゃんが車で送りに来ている。久しぶりにわいわい人間の生の声を聴いた気がする。

この日もお天気はあまり良くなかったが、雲の中ではなかったのでそこそこ遠くまで見えてちょっとラッキー。
30分も揺られるとリレハンメル駅へ。帰りもコンフォート車両。2時間もするとガルドモーエンのオスロ空港に到着。

車窓からの景色を眺めながらあれこれ作業に没頭した。

 

ちなみにバスは片道50クローネ。