わたしの長所?

体調はまだ60%ぐらいの回復なものの、それならその体調でできることをやろうとやっと考えられるようになって2週間余り。

元々私の性格なんていいかげんで、今までならコンディションにしても何にしても70:30の状態でもそれなりにやる、やれる器用さを持ち合わせていたのだが、いつの間にか0か100の考え方になっていた。100できないなら何やってもだめ。アスリートはこういう考えになりがちだと思う。これだと上手く行くときはとても上手く行くけれど、ダメな時は本当にダメで下手をしたら競技を辞めてしまう。

そんな考え方になったのはなぜだろう?その原因を探せたことは大きいし、そもそもそこに着眼できたことが大きい。最終的にコーチの手を借りず自分自身で解決した。

愛知の世界選手権に対していつの間にか自分を追い込んでいた、しかも気がついていなかった。なにかうまくいかなかったり、よくできたとしても『こんなんじゃまだまだだめ』と思っていた。反面原因を探せた後に、そこまでの考え方ができるようになったのだとしたら私は競技者としてまた一歩前に進めたんじゃないのかと都合のいいように考えた(それは私らしい)。適当なレベルで終わらせない、妥協しない、目標に向かって進むこと。それはそれでいい、ただ今回はアプローチのしかたとやり方が良くなかったのだ。

 

今できること、今の状態でできることは何だろう、考えながらコーチに聞いてみた。

『ムラコシさんからみて私のオリエンテーリングの長所は何だと思いますか?』。

おおよそ自分が思っていたとおりの答えが返ってきた。そうか、やっぱりそうだよね、じゃあそれを伸ばすようにしよう。客観的にアドバイスしてくれる人がいるのはとてもありがたい。それが5月末。

 

世界選手権まではあと2ヶ月、more conifidentなトレーニングをするべきだとロブからもいわれ、でもきちんと1ヶ月後にある最終テストレースできっちり走ることは目標の1つとなる。それと何より大元の体調をよくすることが最重要課題。

 

ドキドキ、ワクワク感はこの2ヶ月どこかへ行ってしまったけど、久しぶりにそんな気持ちが戻ってきた。

それを大事にしながらトレーニングをしていこうと思います。