最近のトレーニング

最近のトレーニングのことを書こうと思って少し前のトレーニング記録を振り返ってみた。それと久しぶりにまるい君が管理している『情報の共有化』をみて2002年度の自分のトレーニング内容がまだ載っていたので読み返してみた。今のトレーニングより質も量も時間も半分ぐらいで笑っちゃうけれど、当時はそれはそれでそれなりに一生懸命やっていたんだなぁなと思った。

 

自分のトレーニング環境や内容は2003年のスイス世界選手権以降、トレーニングジム(フィットネスクラブ)に通うようになってから随分変わった。それにきちんとした知識を取り入れたり勉強もしたり、目標もより具体的に設定し、強度から内容からいろいろと考えてやるようになった。それもこれもきちんと目標設定ができてそれを達成しようとしているからこそなんだと思う。それでもまだまだ工夫できることはたくさんある。トレーニング内容をあれこれ考えるのも楽しい(なんて話をすると古くからの友人たちは目を丸くして驚く。しつこいようだけれど、私は90年代は怠け者で有名だったのです)。

 

そうやってまじめにトレーニングはやりだすと、やればやる分きちんと体は反応してくる。

思い出したけど、先週のジュニアチャンピオン大会は、故障中でオリエンテーリングを再開してみようとしてからちょうど1年だった。1年前は走れるかどうかの状態だったのが、きちんと計画を立てて焦らず故障と向き合い リハビリやトレーニングを積めば、なんなく男子ロングコースを走っていたことに結構感動していた。あっという間の1年だったけれど、ここまでくるのには地道にコツコツ続けていた。リカバリーしたり強くなっていくこと自体も手ごたえがあって嬉しかったのもあるだろうな。

 

でも、自分なり、それなりに一生懸命やっているというのは結構危ない。自己陶酔やそれこそ自己満足で終わってしまいがち。もちろん自らを励ますのには必要なことかもしれないけれどそれだけじゃいけない。自分が設定した目標に対してより具体的にやるべきことを考え理解した上でトレーニングをしていくこと、やりながらこのトレーニングは何につながっているのか?、だからやっているんだという揺らぎないもの(信念ともいうかな)がないと、”それなりに一生懸命やっている”で終わっちゃうかもしれない。そう思うと日々の記録をきちんとつけたり、外から客観的に見る人(例えばコーチ)や、それを測るもの(例えばトラックタイム、時間の比較)があることは必要だと思う。

 

と結局話がそれたまま終了するのでありました。