8/11 ミドルBレース、ノースフェイススポンサーの田口さんと

さて午後は決勝を走れなかった選手、もしくは予選に出ていなった選手も出ることができるBレースへ。(本当はBファイナルと言う名前を使いたかったが、だめと言われたらしい、ファイナルは1つでいいのだと。その通りだけど)。

 

Bレースは前日のスプリント2本で体は疲れてくたくただったがどうしても走りたかった。ミドルで決勝を走ることはかなわなかったけれど、決勝を走ることを目指してここまでやってきたのだから、その同じテレインで走ることができるのならばやっぱり走りたい。私にとってはこれが最後の代表ウェアを着て走ることになるのだろうから、ちゃんとレースをしたい、そう思った。

 

スタートエリアは決勝と同じだが、明らかにのんびりとした雰囲気。同じコースを走るみなちゃんもオフィシャル陣もその他の国に選手たちもリラックスしている。まあBレースだしね。それでもちゃんと準備をして臨んだ。

スタートエリアに向かう途中、ゴールドウィンの田口さんに偶然出会った。VIPで観戦に来ていたとのこと。当然そのカードを送ってきたのはムラコシさんだったということ。スタート前だったがリラックスをして話をすることができた。ノースフェイスさんからは単発的にだが、アドベンチャーレースでウェア、ギアの提供をしていただいている。その金額はいまや15万近くになる。

『Bレースですけどいい格好見せますから、ゴールで見ていてください』そう話してお別れした。

 

レースは体は動かないが、よく集中してオリエンテーリングができた。前日のスプリントに比べてナビゲーションをする楽しさと森の中を走る楽しさがあった。ああ、やっぱり私はオリエンテーリングが好きなんだなあと思った。今考えるとどうしてミドル予選はどうして体が動かなかったのだろう?そう思う。仕方ないことだけれど。

 

コース自体は決勝コースと一山違うだけどほとんど一緒。ラップも比べることができる。AとBではシチュエーションが違うとはいえたぶん43,4分ぐらいでは走れるんじゃないかなあなどと思った。ますます決勝を走りたかったなあなんて思ったがいまさら遅い。もっともBレーストップのスイス選手は36分、私は41分と、4分半近く差が開いた。

もっともっと強く、速くなれそうだな、、、そんなことも感じた。

 

ゴールをすると公約どおり?田口さんがいて写真を撮ってくれた。地味なBレースにもかかわらず、勉さんが冷たい水を持ってきてくれた。水を売っているテントには宇野家、さほがいて声を出して呼んでくれ、写真をとったり、サインをしたり。もっとも代表メンバーに近いところにいたえみりんやこーたろーも来てくれた。

 

こうやって身近な人たちが自分のことを見てくれている、応援してくれている、結果を残すことはできなかったけれど、とてもありがたく、大きな財産になるだろう。

 

さあ、これで個人戦は終了。私の世界戦でのレースもおしまい。