イーキスは去年のスウェーデン世界選手権前から日本のコーチとして参加。それまではデンマークのヘッドコーチをし、2001年はフィンランドのBチームのコーチをやっていたという実績の持ち主。スウェーデンの時はスプリントで2人しか決勝を走る選手がいず、成果が現れず残念だったかもしれないが、今回は毎日のように『Today is very good day, again!』から話が始まっていた。
彼はプロのコーチだ。本来なら口数少ないかも知れないフィンランド人だが、チームを盛り上げるために(変な)日本語をこっそり勉強し、冗談を言ったり変なパフォーマンスをしたりもする。しかしここぞでのコメント、選手に対するケアはさすがプロ。彼がチームにいるだけでどれだけ安心したか。コーチとしての振る舞いや、他の国のコーチと話をし、情報を仕入れてきたり、チームミーティングでのコメントなど。もしこれが日本人コーチだけだったらできないことだろう。
カメラを向けるとにっこり?。今日はコーチをしてきてよかったと思っているかな?
ちなみに彼は私より1つ年下。何かのたびに『リカサンハ、フルイデス』と言ってくるのでした。むー。
小泉君はスプリントのみ。去年は走れるかどうかもわからなかったが、今年は最初から出場する種目が決まっており準備がしやすいといっていた。ロング予選会場から一緒に帰るときに、『いよいよ僕の出番です。』と言っていたのが印象的。スプリント予選では本当に残念ながら予選を通過することができなかったが、ここぞでのパフォーマンスはさすがだと思った。彼は次はどんなふうに羽ばたいていくのだろう?楽しみな選手。この日は日の丸の旗を持ちながら大応援。近いうちに彼がエースとなってリレーを走る日がくるだろうね。応援しています。