リフレッシュ

いざ日本一の湯量を誇る草津温泉へ。王道なり。

今まで微妙にメジャーな温泉地を外してましたが(熱海が近いのに湯河原温泉、草津があるのに四万温泉とか)、いよいよ『温泉といったら草津よねー』と、リフレッシュを兼ねて行ってきました。

 

やはり草津にきたら最初に見に行くのはこの湯畑でしょうか。。。硫黄のにおいが立ちこめています。この湯畑から各旅館などにパイプで引いて温泉を供給しているそうです。タジマはお疲れなのか、滝になっている温泉の流れをぼーっとしながらみていました。

草津と言えば湯もみ。こうやって温泉の温度を低くして入るそうです。1日、2,3回、元共同浴場『熱の湯』でショーを見ることができます。軽く100人以上の見学者。湯も見ショーと草津ゆかりの踊りと見学者自らの湯もみ体験、25分ほど。いやー、一度見とくのはいいかもしれませんなぁ。

 

それにしても草津は観光地化しすぎていて規模も大きい。古くからの街並みもあれば郊外には大型リゾート施設もある。それに比べたら四万温泉大きすぎず寂れすぎず、庶民の中に溶け込んだ温泉の雰囲気をかもし出していたなあ。今NHKの朝ドラの舞台になっているとか聞きましたが、お勧めでございます。

話を戻し草津。人の多さにうんざりしたわれらは、街中マップを駆使し、『スプリントレースができるわ』などと言いながら細い路地を通りながら、この地域に6箇所もある源泉のいくつかをめぐって楽しんでいました。

宿はにぎやかな温泉街を離れて、草津の別荘地。なんてことないロッジでありますが、温泉は湯畑から引っ張っていて源泉、掛け流し。もうこれだけで十分なのでありました、満喫なり。

 

草津は標高1000mを越えていてスキー場もあるし、温泉もあるし、トレーニングにもってこい?サッカーチームもあるし。雨でけっこう寒くでも長袖は持ってきてないよなーと思っていたら、ひょっとして走っちゃおうとでも考えていたかしら、nonameのトレーニングジャージを持ってきていたのを思い出した。結局防寒具にしかならなかったけれど重宝しました。うーむ、どこかでトレーニングやりたいと思っているんだろうね。

 

翌日は朝は500平米もの広さの西の原大露天風呂に入ろうと意気込んでいくが、横の遊歩道から男風呂丸見え。もう見るだけでいいやといった感じ。それより川に流れ込む源泉を見にいって面白かった。ちょっと視点が違う?公園内をぶらぶらし、ここでもスプリントできるかしら、国立公園だし厳しいのかもねーなんていいながら、早々に草津を離れることに。

帰り道は川がそのまま温泉になっているという六合(くに)村の尻焼温泉に行く!ということになりゴー。

http://www2.aquatree.net/siriyaki/

 

山を下り、さらに沢を突き進み、発電所があるようなところにその温泉はありましたが。。。いやー、草津とはうって変わってこういうのを秘湯っていうんでしょうか。川の中ではプール気分で子供たちが泳ぎ。。。そして水温はぬるいというか水?すぐ横の掘ったて小屋にはきちんとしたお風呂があり、しかし混浴。すっぽんぽんのオヤジたちがウロウロ。うー、だめだ、私は真のオヤジにはなれないわ、、、とあえなく敗退。川にて足湯もできずその場を立ち去ろうとすると、ある女性が果敢にもお風呂に挑戦していました。私はまだまだ青い。

百聞は一見にしかず、という言葉がぴったりだったなー、写真ってうまく取れているんだなあ。勉強になりました。

 

さて関越道に戻る国道沿いの地域には多くの温泉があります。

何かのパンフレットに『数年後にはダム建設によりなく水没してしまう温泉』というのが目に止まり、その川原湯温泉によってきました。こちらも昔ながらのこじんまりした小さな温泉街。

山沿いにウリウリ進むと共同浴場の『王湯』があり、反対側には新源泉があって、ここでは温泉卵を作ることができます。5パックぐらい作っている人たちがいました。

そして足湯ができる!

ってことで、しばしのんびりと足湯につかりながら、隣に座っていた6歳くらいの女の子と交流しながらゆったりしてましたの。温泉やお風呂は面白い。見ず知らずの人のすぐ横に座り時間を共有する。日本の文化なんだろうなー。

この地域は長野原西地域から川原地区全体がダム建設により全地域水没という運命にあることを知りました(来年以降、現在の位置から30m上に移転作業をしていくそうです)。草津への行く道、帰り道、通ってきた道は何年後にはなくなってしまう。そしてこの足湯も源泉も温泉地もなくなってしまうんだな、と思ったらなんだか切なくなっちゃいました。この地にすまない私でさえ思うのだもの、地元の人たちはもっと切ないんじゃないんでしょうか。

せっかくなので川原湯観光協会のHPの紹介。八ツ場ダムについての説明もあります。

http://www.kawarayu.jp/

 

その後、手打ち蕎麦を堪能し、温泉に立ち寄り大広間で爆睡し大雨の中運転して無事帰宅。

結局なーんにも考えないまま、まったりのんびりとした2日間。リフレッシュできたからいいやー。

次は海の幸満喫温泉だな。